なざーの落書き

戦車のことについて書いたり書かなかったりする

CW season11& 15vs15進撃戦についての感想

はじめに

この4月にはアジアサーバーのWoT集団戦にとって2つの大きなイベントがあった。

1つは通常CW、CW season11であり、もう1つは15vs15進撃戦の試験的な導入である。勿論自分は集団戦クランたる3MINSの一員としてこの2つに参加したわけであるが、以前までとはやや毛色の異なるこの2つのモードをプレイしてみての1プレイヤーとしての感想、またこの2つをプレイしてみて思う最近のWoT集団戦に抱く印象を書いてみようと思う。

CW season11

ルール等について

まずは今回の通常CWのルールについての感想を。

今回は前半と後半で全くルールが異なっていた。というのも、前半で領地からのゴールド収入を0にするという暴挙に出た結果、どのクランも領地を取ってはすぐ放棄して次に行くという戦法をとる取るようになり、GMがスカスカになってしまったのである。それで(自分は詳しくは知らないが)WGへの抗議が殺到し、後半では領地収入を復活させたのである。

自分の感想としては、最初領地収入をなくすというニュースを聞いた時には目を疑ったが、実際プレイしてみると個人的にはまあ悪くはなかったのではないかと思う。領地収入をなくすといってもなくした分のゴールドはシーズン終了後に入ってくるわけだし、そもそもクランタスクを達成していけばある程度のゴールド収入は得られたわけなのだから。とはいっても、確かにスカスカのGMは見栄えが悪いので、領地収入を復活させたのは正解だったと思う。

総評すると、個人的には今回のCWは同盟システムという諸悪の根源も廃止され、まあまあ楽しくプレイできたんじゃないかと思っている。

プレイしてみての感想

f:id:nAzer_38:20190512102024p:plain3MINSは前半はtier8で19位、後半はtier8で11位でフィニッシュした。twitterには早とちりして10位と書いてしまったが、その後LK-Tに僅差で抜かれてしまったらしい。

3MINSとしては人の集まる見込みもないので最初から最後までtier8に篭もっていた。AOEもLEONもKRTNも最後にはtier10に行ってたっていうのに何だその体たらくは

CWのプレイそのものは人数の割りに上手い人の割合が高いこともあり、そこまでストレスを感じることなく勝ち進むことができたと思う。特に漁師の港は自分が狂ったように戦闘投げまくったおかげでほとんど毎日やっていたので、それなりに自信はついたと思っている。おかげでランダムで漁師の港にマッチングするたびにCWの動きしか思い浮かばなくなってしまった。

強いて言うなら自分の指揮の未熟さ故に前線指揮官に任せっきりになってしまうことが多かったので、自分の指揮能力も磨いていきたいと思う。

それより最大の問題だったのは人数である。21時はまず無理だったし、22時台も怪しい日が何回もあった。幸い後半は意欲的なメンバーが多数加入してくれたこともあり、人手不足の問題はかなりマシにはなったものの、人手をどう確保するかはこれからも考えていかなければならない課題である。

15vs15進撃戦

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特に参考にならない15vs15進撃の様子

長年の辛抱が実り、4月14日よりアジアサーバーにも遂に15vs15の進撃戦が導入された。他のサーバーに比べ実に2年遅れである。

この15vs15の進撃をプレイしてみての感想だが、10vs10の進撃戦より100倍楽しい。

10vs10だとどうしても少人数になってしまうので、取れるポジション、出せる車両が限定されてしまったり、個人技量に依存してしまう傾向が少なからずあった。しかし、15vs15だと車両枚数に余裕が出来るので、自走を入れてみたり、LTを2枚入れてみたりといった戦略の幅が広がり、指揮していてとても楽しいと感じた。その分自分の前線指揮官への依存度も大幅UP!

これからどうなるのかは分からないが、個人的にはこのまま15vs15を続けてもいいと思う。

さいごに

自分がこの4月から5月にかけてWoTをプレイしてきて切実に感じるのは、日本人コミュニティの衰退である。いくらtier10CWが15vs15だといっても、tier10CWに参戦する日本人クランが僅かに5つという事態は初めてなのではないだろうか。(昔のことを知っているわけでもないので断言はできないが)我々3MINSも例外ではないが、今はどのクランも人手不足に悩まされている。その理由は突き詰めていけば日本人集団戦プレイヤーの減少である。実際最近twitterなどを見ていても、辞めていくプレイヤーは数多く見るが、新しく集団戦を始めようというプレイヤーはほとんどいない。このような尻すぼみの状況では、どんなプレイヤーであっても意欲をもってプレイすることはどんどん難しくなっていくと思う。

しかし、明るい動きもある。確かに前回のCWE、戦場の虎が終結した後、数多くの日本人クランが活動停止に追い込まれたり、合併して消滅したりしたが、その代わりと言ってはなんだが、現在これまではあまりCWを積極的にやっていなかったようなクランや新興クランがどんどんCWに進出してきている。勿論3MINSもその1つである。これらのクランがこれからCWを続けて経験を積んでいき、実績を出せるようになればWoT日本人集団戦コミュニティーの未来も明るいのではないだろうか。3MINSでも次期CWEに向けて色々動いているのでお楽しみに。